三角関係!
アニメ四十年戦士、ヒイロヒカルです!
今回は、『超時空要塞マクロス』の中でも多くのファンの心を揺さぶった 「輝・未沙・ミンメイ」 の三角関係について語りましょう。
「ミンメイ vs 未沙」どっち派だったか?
マクロスを語る上で避けて通れないのが、この 「未沙派か?ミンメイ派か?」問題 です。
ミンメイは当時のアイドル的な存在、可愛くて、無邪気で、華がある。 未沙は大人の女性、気が強くて、仕事ができて、でも本当はちょっと不器用。
中学生の私の周りでもこの二人のどちらが好きかで盛り上がったものです。
私は断然未沙派でした!
ミンメイの魅力とは?
ミンメイは、マクロス艦内で中華料理店の看板娘から一躍トップアイドルへと駆け上がった、まさにシンデレラガール。
- 天真爛漫で周囲を明るくする存在
- ミス・マクロスコンテスト優勝をきっかけにアイドルへ
- 「愛・おぼえていますか」の歌声が戦争の行く末を変える
- 輝を翻弄する小悪魔的な魅力
ミンメイの魅力は 「アイドルらしさ」 に尽きる。
戦時中の人々にとって彼女の歌や存在そのものが希望であり、ゼントラーディ兵士までもが彼女の歌声に心を動かされる。
しかし、トップアイドルとなったミンメイと輝の関係は すれ違いの連続 だった。
彼女のデビュー曲「私の彼はパイロット」からも分かるように、輝との関係は恋愛対象として世間に認識されていた部分もある。 それにもかかわらず、輝の気持ちに気づいていないかのように振る舞い、時には 「ただのお友達よ」 と言い放つ。
この奔放さが彼女の魅力でありつつも、同時に恋愛相手としての難しさでもあった。
テレビ版では、最終的にミンメイは輝に振られる形になってしまいます。
未沙の魅力とは?
未沙はミンメイとは真逆の存在。
- 冷静沈着な軍人で、輝の上司。
- 最初は厳しいが、だんだんと優しさを見せる。
- 実は恋愛に不器用で、素直になれない。
- だが、戦場では頼れる指揮官。
輝との関係は最初「命令する側とされる側」というピリピリしたもの。
でも、戦いを共にするうちに、お互いのことを理解し、距離が縮まっていく。
特に「ファースト・コンタクト」や「ビッグ・エスケープ」で共にゼントラーディ軍の捕虜となり、逃避行を経て距離が一気に縮まった印象がありますね。
輝はどっちを選ぶべきだったのか?
テレビシリーズと劇場版では三角関係の展開がやや異なりますが、今回はテレビシリーズに焦点を当てます。
実質的な最終回となる**「愛は流れる」** では、輝はミンメイに想いを伝えるものの、ミンメイは 「輝のことはお友達としか見ていなかった」 と告げ、輝は振られてしまいます。
一方、未沙との関係ははっきりとは描かれていませんが、2年後を描いた「マイ・アルバム」では、未沙が輝の部屋を留守中に甲斐甲斐しく掃除する姿が描かれました。
大人になってから見返すと、この時点で「未沙の勝利かな」と思ってしまいますね。
私の周りでは、最後まで「輝とミンメイがくっつくはず」と信じていた人が多かったような気がします。
明らかなヒロインと主人公が最終的に結ばれない、というのが少し切なさの残る結末となりました。
当時未沙派だった私は、「ほらね、俺の言った通りだろう」としたり顔でしたが、大人になった今、ミンメイが歌手として落ちぶれ、輝にもフラれる姿を見て、めっちゃ可哀想だなと思ってしまいます。
あなたはどっち派?
私は未沙派ですが、もちろんミンメイ派の気持ちもわかります。
あなたは 未沙派? それともミンメイ派?
マクロスの恋愛ドラマは、40年以上経っても色褪せない名シナリオ。
ぜひ、あなたの意見も聞かせてください!
次回もマクロスを語ります!
「アニメ四十年戦士、ヒイロヒカル! 次回も語るぞ!」
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