戦艦大和やホワイトベース、ラー・カイラムと比較しながら、愛を込めて突っ込んでみた
こんにちは、アニメ四十年戦士・ヒイロヒカルです!
今回は、宇宙戦艦ヤマトの“第一艦橋”――あの、どう見ても「ここ撃ってください!」という場所にあるブリッジについて、愛あるツッコミ&真面目な考察をお届けします。
🎯あのブリッジ、どう考えても危険すぎる件
まず、ヤマトの第一艦橋は艦の檣楼(しょうろう=マスト)上部に位置しています。ヤマトではすべての戦闘指揮を第一艦橋で行っているようですね。第二艦橋もありますが、描写は少ないです。
第一艦橋は艦長席の真下にあり、艦長は椅子に座ったまま部屋から艦長席にこれます。楽ちんですね。
ところで、第一艦橋は宇宙空間であっても、あれだけ目立つ高所に出ているので被弾しやすい。直撃弾を喰らったりもしていますが、前面のガラス?が割れたりの被害はなかったようです。
さらば宇宙戦艦ヤマトでは、既に重傷だった雪は被弾の衝撃で亡くなりました。続いての被弾では他の乗組員はノーダメージでしたが、土方艦長は亡くなっています。空気が漏れたりはしていないので、おそらくは頭上からの落下物によるものでしょう。
ヤマトよ永遠にでも、艦長席にいた山南艦長は天井が落ちてきて亡くなっています。
どうやら第一艦橋は天井の強度に問題があり、特に艦長席は危険なようです。
🛡 現実の艦橋とCICの違い――そして意外な事実
さて、ここで現実の軍艦と比べてみましょう。
第二次世界大戦までの艦船では、戦闘指揮も航海もすべて艦橋で行っていました。つまり「何もかも見えるように、高い場所に!」という思想です。
しかし、戦争の教訓は大きかった。
艦橋が狙われれば、艦全体の指揮が麻痺する。そのリスクを避けるため、戦後の艦では「戦闘指揮所=CIC(Combat Information Center)」が船体の深部に設けられました。
ここにはレーダー情報、戦術マップ、各種センサー情報が集約され、艦長は安全な場所で指揮をとることができます。
一方で、艦橋は操艦や航海、目視による監視用の場所として機能が限定されていきます。
つまり、現代の軍艦なら、土方艦長や山南艦長のような最期は防げたはずなんです…。
✨ところが!戦艦大和には“隠れたCIC”があった?
実は私も最近まで知りませんでしたが、戦艦大和には“司令塔”という装甲で守られた戦闘指揮所が艦橋下部に存在していたんです!
- 厚さ20cmの鋼で囲まれた円筒状の防御空間
- 中には操舵室や通信室、火器管制装置があり、外からの被弾を避けて艦の中枢指令を保つ構造
- 高所の第1・第2艦橋、防空指揮所は補助的な役割も兼ねていた
つまり、ヤマトのモデルである大和には、CIC的な発想はすでに存在していたんですね!
これは驚きと感動の発見でした。
🛰 ホワイトベースのブリッジ:さらに危険なガラス張り!
『機動戦士ガンダム』のホワイトベースも、ヤマトと同様に高所に艦橋が配置されています。
しかも!
- ガラス張り!(えっ、宇宙戦艦で!?)
- 戦闘時にはシャッターが降りますが、あの構造は明らかに脆弱
- 戦闘ブリッジのような構造は存在せず、指揮はすべて上部艦橋で行う
つまり、ホワイトベースはヤマト以上に「演出優先型」設計なのです。
最新作機動戦士Gundam GQuuuuuuXでは、ホワイトベースのガラス張りのブリッジがいとも簡単に破壊されて、戦闘力を失い、ジオンに鹵獲される描写がありますね。非常に脆弱です。
🚀 そして進化形、ラー・カイラムのブリッジ構造!
『逆襲のシャア』で登場する地球連邦軍の戦艦ラー・カイラムは、ようやくそこに気づいたようです。
- 上部:通常ブリッジ(航海・MS運用)
- 下部:戦闘ブリッジ(装甲防御・脱出機能あり)
- 戦闘時には艦長たちは下のブリッジへ移動し、万一の被弾にも備えられる!
これはまさに、戦艦大和の司令塔+現代のCICのハイブリッド進化版と言えますね。
🤔 なぜヤマトはあのままなのか?【妄想考察】
では、なぜヤマトの艦橋はあのままなのか?
演出面を除いて、愛を込めて妄想考察してみましょう。
✅ 戦艦大和の設計思想の“ロマン”を継承
ヤマトは戦艦大和がモデルです。
戦艦大和でも司令塔にいたのは副長で、艦長は第一又は第二艦橋で指揮を執っていたそうです。
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**「艦長は艦の頂に座し、全てを見渡す存在である」**という思想が色濃く残っているのかもしれません。
✅ 視界と直感を信じる艦長たち
沖田艦長、古代進…。彼らはモニターより「肉眼と感性」を重視するタイプ。
だから、見晴らしのいい場所で指揮をとるのが自然だったのかも?
✅ 艦橋は脱出装置?
他作品では本体が爆発してもブリッジが射出して脱出装置になっている例がよく見られます。機動戦士ガンダムの陸戦艇ギャロップでそのような描写がありましたね。宇宙戦艦ヤマトも艦橋がすぽっと抜けて脱出できそうですが、宇宙戦艦ヤマトの建造目的(地球脱出又はイスカンダル往復)を考えると艦橋だけ助かっても仕方がないので、この説はなさそうです。
❤️ それでもヤマトのブリッジが好きだ
突っ込みどころはたくさんある。
でも――
- 土方艦長が座っていた、あの椅子
- 沖田艦長が目を閉じていた、あの天井
- 古代進が「全艦、戦闘配置!」と叫んだ、あの空間
そこに、ヤマトの「魂」があるんです。
合理性で語れないロマン、戦術よりも覚悟。
それがヤマトの艦橋であり、我々がなぜヤマトに心を揺さぶられるのか、その理由なのです。
🔚 まとめ:ヤマトの第一艦橋、それは“覚悟”の象徴
現実はCICへ。ホワイトベースはガラス張りで危険。
ラー・カイラムは安全性と合理性の完成形。
でもヤマトだけは、今日もあの高所艦橋で戦う。
「そこに魂がある限り、ヤマトは沈まない。」
――そう信じさせてくれる場所、それが第一艦橋。
とはいえ…そろそろ戦闘ブリッジ導入してもいいのでは!?
ラー・カイラム方式、採用希望!(笑)


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